A 1-1.山村の現状
山の荒廃の大きな原因は、
山をささえる 山村集落共同体 の崩壊 にあります。
山村は戦後の 弱肉強食の欧米型市場原理主義、
高度経済成長の波に 乗ることができず、
そこえ、安価な外国産木材に 木材市場を独占されて、
山村の経済基盤、生活基盤であった林業は衰退し、
若者は村を去り、過疎化、高齢化が急速に進み、
限界集落、消滅集落といわれる
山村集落共同体崩壊の危機に 陥っています。
そして、その結果、山を築き、育て、守る
林業技術も消滅しつつあります。
* 通常の墓地では「管理費」の支払いが止まると、
一か所にまとめられ、ピラミッド状に積み上げられます。
永代供養とは
永代に管理費を支払っている場合に限られることなのです。
子孫が管理費を、いつまで支払い続けることができるでしょうか?
「森のお墓・いのちの森」は 管理費は一切発生しません。
A 1-2 山の荒廃
国土経営の要諦は 治山治水にあり
水を治る根本は 山を治るにある。
現在、水源山地・伊勢大杉谷の各所では、
上の写真にあるように、
補助金事業等で 山は皆伐され、
丸裸になっています。
「環境保全のため」という名目で、
すでに育っている杉・桧(50年~60年生)を
すべて伐って
広葉樹に転換する政策がすすめられています。
それは、戦後の拡大造林政策で、
広葉樹を皆伐して
杉・桧の針葉樹に転換した発想と、
本質的に変わらない行為といえるでしょう。
本来の公益性は
木材の生産機能も当然含まれているわけで、
すでに資源として50年~60年育てられている杉・桧の針葉樹は、
それを活かしつつ、
木材生産のみで低下している
生命環境―――水、土壌、大気、炭素固定、生物の多様性増加など―――
をより高めるために、
その土地の郷土樹種を導き入れるよう
手入れすることが肝要であると考えます。
(理想の森づくりは、水源の森を守る「森のお墓・いのちの森」をご参照を)。
国も自治体も、一生懸命努力していますが、
行政や都会暮らしの林業コンサルタント等の
机上の発想での山づくりには問題点が多々あります。
しかし、ここで国の林野行政が悪いとか、政治家が、官僚がと
罪を諸方に塗りつけても問題は解決しません。
では どうしたらよいか
今、目の前の現実を見て、
山村に生きる禅僧である私は、
禅僧の立場で、禅僧として、
何が出来、何を為すべきかを考えに考え抜きました。
その答えが、
国の力をかりず、国からの補助金をもらわず、
草の根(国民)の仏心(清浄心、慈悲深い心)の力で、
荒廃した水源山地の森林を再生し、山村を再建したいと願い、
その事業の原動力となる
<水源の森をつくる・いのちの森 建立勧進佛行>を発願しました。
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文部科学大臣認証 宗教法人 自 然 宗 佛 國 寺
<公益事業> 生命森林基金・いのちの森
〒519-2632三重県多気郡大台町桧原175番地
Tel: 0598(78)8655 e-mail : bukokuji@gmail.com
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